骨は本来強いもので、効率的なアライメントであれば、体重を支えて姿勢を保つために充分に信頼できるものです。
骨には、ダイナミックな動きをし、強化に必要なチャレンジを行うための強さがあります。
動きがナチュラルで、全身のパーツが調和しているなら、骨が本来持っている強さが得られ、健康な状態になります。
Bones For Lifeのプロフラムは、60時間のシンプルで効率的な動きのプロセスを通して、骨を強くするやり方を安全に少しずつ学んでいきます:
* 骨を強化して、骨格を信頼性の高いものにし、生物学的楽天主義を経験する。
* 弾力的でダイナミックな歩き方にする。
* 直立姿勢のアライメントを整え、安全に体重を支えられるようにする。
* バランスを回復するスキルを発達させる。
* 動きの喜びを高める。
Bones are Stronger than Steel!
Ruthy Alon
teaching a Bones for Life class
in New York City, 2007
ダイナミックで弾力性のある歩き方は体に自然な刺激を与え、骨の強化を促します。
生き生きした一歩一歩のリズミカルな動きが、栄養と酸素が骨の組織に浸透し、骨細胞が成長するために必要な血液の流れを起こします。
そのような骨の強化を促進するダイナミックな歩き方をして、弾力性のある力を受け止めるためには、アライメントの取れた姿勢と動きの協調性・調和が必要不可欠となります。
優雅に楽々と頭に荷物を載せて運んでいるアフリカ人女性は、西洋人女性よりも骨密度が低いのにも関わらず、骨折する傾向は100分の1だという比較研究があります。
Bones For Lifeのプログラムでは、体のコーディネーションの質を高める一連の動きのプロセスを行い、負荷に耐える動きの機能の向上を目指します。
プログラムで強調されているのは、骨格を安全に体重を支える姿勢に組織し、骨の強さと柔軟性のための自然で規則的で弾力的な拍動を受け止めるようにするということです。
Bones for Lifeはモーシェ・フェルデンクライスの動きの習慣を再教育する教え方を基本にしています。
使われていないオプションを少しずつ目覚めさせるように経験することで、動きの質を改善していきます。
その学習は、体の全ての部分の動きが機能的に相互に協調し合うように統合していくように探求していくものです。
Bones for Lifeのプログラムでは、生得的に持つ根本的な動きのパターンをモデルに動きが構成されています。そのパターンの効率性は進化の過程で、何百万年もかかって検証されてきたものです。
プログラムでは安全な温室状態の中で、個々のペースと能力に合わせて、歩行の基本パターンを徐々に練習し、再学習していきます。
布をハーネスとして使ったり、壁を押したり、ウエイトを持ち上げたり、安全に倒れる方法を学んだりするように、シンプルなツールを使うことで、コントロールしながら抵抗を増やしていきます。
プログラムを練習する人に定期的に骨密度をデジタル測定してもらうことによって、多くの場合有意義な改善があることが客観的に分かります。
参加者にとって主観的なレベルの利点としては、練習そのものが楽しく、自分の動きの能力に満足感を得られるということがあります。
骨格に信頼を置けることで、自信が増し、生物としての楽天主義的感覚が呼び起こされます。
ルーシー・アロンはフェルデンクライスメソッドのシニアトレーナーです。
1959年~1967の8年間、ルーシーはテルアビブでモシェ・フェルデンクライスの週に1度のクラスに出席していました。
そこで彼女は後に「アウェアネス・スルー・ムーブメント(動きを通した気づき)」と呼ばれる動きのプロセスをガイドする方法を学びました。
モシェ・フェルデンクライスはイスラエルではベングリオン首相を個人指導したことで長い間有名でした。
後にフェルデンクライスがFI(機能的統合)の手を使って教えるメソッドのプラクティショナーを養成することを決めた時、ルーシーはその幸運な13人の1人となりました。
彼らはその最初のトレーニングにおいて、モシェの施術テーブルの周りで椅子に座って学びました。
イスラエルにおける初期の頃から、ルーシーが成長しプロフェッショナルとして貢献できるまで、彼女にとってフェルデンクライス・メソッドが中心でした。
彼女は1972年にモシェが合衆国に渡る時に付き従った最初のプラクティショナーでした。
モシェはカリフォルニアのエサレン研究所で、人間の機能を改善するための新しいアプローチの方法を教えました。
1970年代、多くの人が環境主義的な責務を果たす方法を探していました。
そして、彼らはモシェ・フェルデンクライスから受け継がれたものに、同じ方向性を見出したのです。
ルーシーはサンディエゴで最初に行われた4年のプロフェッショナルトレーニングを指導しました。
そしてテルアビブ、シドニーでも教え、そして現在はイタリアのフローレンスで教えています。
ルーシーは言います「それは単なる体の動きの方法ではなく、むしろ機知に富んだ想像力を目覚めさせるものです」。
ルーシーが一般に人々に対する「背中を自由にする」動きのプロセスのワークショップを開きました。それは多くに人に変化をもたらしました。
このレッスンのオーディオテープも、Movement Nature Meant(動きの本質)というタイトルで彼女自身が動きを見せているビデオも、フェルデンクライス・リソースによって広く流通しています。
それに加えて、 ルーシーはMindful Spontaneity(1970)という本をNorth Atlantic Booksから出版しました。その中で彼女のワークの考え方を発表しています。
この本は5ヶ国語に翻訳され、イタリアのユング協会によって自然健康部門で年間最優秀賞を与えられました。
彼女が現在も人々が生活の中で健康を促進し、回復することを探求中です。そしてそれは彼女のライフワークとして、自然な動きと重力を支える姿勢を使って、骨を強化するために、Bones For Lifeのプログラムとして行われることになりました。
Bones For Lifeのプログラムで、彼女はフェルデンクライス・メソッドの温室状態で行うソマティックな学習方法を、現実的な直立姿勢のダイナミックな動きに応用して、骨を強化することに必要な形にしました。
Bones for Lifeのプログラムは多くの国に広まってきています。
プログラムは最近、テキサス州のNASA宇宙センターのスタッフにも導入されました。
ルーシーがこの教え方にもたらした特質の一つは、複雑な動きのパターンを解読し、その解決策を作り出す彼女の能力です。
彼女は生徒に明確な言葉の説明を提供します。
そしてそのことによって生徒は個人的成功の感覚をいだいて、独力でワークをマスターする力を与えられるのです。
